🌿 極端な思考が心と体をむしばんだ日々|拒食症になった私の記録

拒食症から回復する女性のイラスト。心の癒しと希望をテーマにした柔らかい北欧風デザイン。 食事
「痩せたい」が止まらず、食べることが怖くなっていたあの頃。拒食症と向き合い、少しずつ“生きる力”を取り戻した私の体験記。同じ悩みを抱える人へ、やさしく寄り添うメッセージ。

はじめに:食べることが「怖いこと」になっていった

最初は、ただ少し痩せたいだけでした。
健康的に見えるダイエット情報を信じ、炭水化物を減らし、間食をやめて。
でも気づけば、「食べる=太る」「食べる=悪いこと」という思考に変わっていきました。

ネットで拾った情報を信じ、数字ばかりを追いかけていた頃、
私は食べる量を少しずつ減らし、自分の中で“許せる食べ物”だけを選ぶようになりました。
本当は体が求めているのに、それを無視して我慢する。
それを「自制心」だと思い込んでいました。


コントロールできているつもりだった日々

体重が落ちていくたびに、嬉しさと安心がありました。
「私はちゃんと自分を管理できている」——そう思っていたのです。
でも、実際は心も体も支配されていたのだと、今ならわかります。

食事を減らすほどに、心が荒れていきました。
自分に厳しく、他人にも厳しくなり、人に優しくできなくなっていました。
“痩せている自分”にしか価値を感じられず、
「心配されたい」「優しくしてほしい」そんな気持ちばかりが大きくなっていきました。


鏡の中にいた“知らない自分”

半年が経ち、体重は50kgから39kgへ。
当時の私は、鏡を避けて生きていました。
ある日、祖母の家で偶然全身鏡を見たとき、
そこに映っていたのは、自分とは思えない姿でした。

肌はくすみ、髪や表情に力がなく、
体はいつも冷たく、傷もなかなか治らない。
「これが私?」
その瞬間、心の奥で何かが崩れ落ちたのを覚えています。


崩れていく心と止まらない恐怖

体は明らかに限界を迎えているのに、
「食べたら戻れなくなる」と、恐怖だけが頭の中を支配していました。
食べないことで安心し、苦しいのにやめられない。
その悪循環の中で、私は「生きる実感」を失っていました。

けれど、どこかで分かっていました。
このままではいけない——。
その小さな気づきが、私に変化を起こすきっかけをくれました。


小さな一歩:「食べる」を取り戻すこと

最初にしたことは、自分を責めるのをやめることでした。
食べられない日があってもいい。
少しでも口にできた日は、それを認めること。
完璧じゃなくていい、と自分に言い聞かせました。

そして、支えてくれた家族や友人。
もっとも私のそばで見守ってくれた祖母。
「少しでもいいから食べてみなさい」その言葉が私を現実に戻してくれました。
食べることは、生きること。
その意味を、少しずつ理解できるようになりました。


同じように悩んでいるあなたへ

もし今、食べることが怖くなっている人がいたら、
どうか自分を責めないでください。
それは「弱さ」ではなく、心が疲れきっているサインです。

焦らなくていいし、完璧じゃなくていい。
今日できたことを、少しずつ積み重ねていけば大丈夫。
生きる力は、必ずあなたの中に残っています。

あなたの心が少しでも軽くなりますように。
そして、あなたが“自分を許す”一歩を踏み出せますように。


※この記事は筆者の実体験に基づいたものです。
摂食障害や心の不調でお悩みの方は、どうか一人で抱え込まず、専門の医療機関や支援団体へご相談ください。

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